2023年度大会情報
第1報:PDFダウンロード
確報:PDFダウンロード(2023/10/6掲載)
大会の概要
下記要領にて2023年度北海道農業経済学会大会を開催いたします。
皆様の多数のご参加をお待ちしております。
詳細は上記PDFもご覧ください。
日程および会場
日程:2023年10月28日(土)[受付開始]12:30 [大会]13:00~17:00
会場:北海道大学農学部4F大講堂[オンライン聴講可]
参加費:一般2,000円(会員・非会員一律)/学生・院生無料
事前申込:オンライン聴講の場合のみ事前申込必要(申込期限10月24日・火 12:00)
大会シンポジウムテーマ
北海道農業における技術革新の展望—実践の現局面から—
我が国の農業をめぐっては、農業経営体数および農業労働力の減少が続く中で、2020年以降の新型コロナウイルス感染症拡大と国際情勢変化による食料需給の変動や生産資材価格の高騰などが重なり、農業情勢は厳しさを増している。農業政策においては、国が2010年代後半からスマート農業推進を強調して以降、全国を対象とした実証事業や補助事業が実施されており、技術革新による生産性向上と持続性の両立が目指されている。
北海道農業は、豊かな自然と広大な土地のもと、担い手経営群を中心とした新技術導入によって発展してきた。その中で、近年の農業情勢の変化と国によるスマート農業推進の両面から、かつてないほど技術革新による課題解決への期待が高まっている。
このような背景を踏まえ、本シンポジウムでは、北海道における先駆的な農業経営やコンソーシアムが、それぞれの地域および経営問題の克服に向けて革新的技術を開発・選定し、一定期間の試行錯誤を経て先進的な農業を展開していることに注目する。報告では、営農類型別に先駆的事例を選定し、実践主体の特徴や技術革新の成果と課題を明らかにする。総合討論では、報告・コメントによる分析視角を踏まえた多角的な議論を行い、実践の現局面から見えてくる北海道農業の技術革新の目標および課題と支援体制のあり方について展望する。
登壇者
- 座長 小松知未(北海道大学)・小林国之(北海道大学)
- 第1報告 山田洋文(道総研中央農業試験場)「北海道稲作における技術革新に向けた課題-スマート農業技術の現状と低コスト・省力化技術の経営評価を通して-」
- 第2報告 佐藤正衛(農研機構北海道農業研究センター)「北海道畑作における技術革新とイノベーション・マネジメント-精密農業の先駆的実践事例の分析-」
- 第3報告 濱村寿史(秋田県立大学)「北海道酪農におけるスマート農業の到達点と課題-草地型酪農地帯における搾乳ロボットを対象として-」
- コメント 三宅俊輔(帯広畜産大学)・毛利泰大(酪農学園大学)
スケジュール
受付開始(12:30)
開会(13:00)
大会シンポジウム(13:00~17:00)
閉会(17:00)